2013年11月4日月曜日

js-STARに新しいユーティリティ「欠損値処理」を追加しました(新機能開発版)

js-STARに新しいユーティリティ「欠損値処理」を追加しました。

http://www.kisnet.or.jp/nappa/software/new_star/utl/na.htm

欠損値を,平均値や中央値に変換したり,欠損値のある参加者のデータを一括削除したりすることができます。

最近では,多重補完法とかいろいろと考えられているようですが,とりあえず簡単なところから手を付けてみました。
エクセルなどの表計算ソフトでもこのような補完は可能ですが,項目数が多くなってもワンクリックで処理ができるのは結構便利かと思います。

今回は,中央値(メジアン)を求めるアルゴリズムを考えるのが面白かったです。

中央値を求めるには,まずデータを小さい順(大きい順)に並び替えます。
そして,データ総数が奇数なら,ど真ん中の値が中央値,偶数ならば,真ん中の2つの値を平均した値が中央値になります。
これは,中学校の数学で教える内容です。

データの並び替えは,いろいろなソート方法があるのですが,今回は下記のようなアルゴリズムを使いました。
私自身もなぜこれで並び替えができるのかは,よくわかりません(^_^;)