2019年9月17日火曜日

紙copi ver 2.97 × Windows10 で,ライセンス登録がうまくいかない

いまだに便利で 紙copiを使い続けているのですが,バージョンアップするほどのことでもないので,ver2.97を使い続けています
でもWidows10にしたら,登録したのに支払い請求が表示されてしまいます
調べたら回避する方法があったのでメモに残しておきます

http://digitgadget.jugem.jp/?eid=2531


2019年1月31日木曜日

パソコンでTEPRAを作成するソフトウエアで保存ファイルが見つからない

パソコンでTEPRAを作成するソフトウエアで保存ファイルが見つからず,とっても困ったので情報を共有します。

TEPRAを使ってラベルを作っている人も多いことでしょう。
私は文字入力や細かな設定がやりやすいので,パソコンから利用できるTEPRAを使っています。
データを保存するときには,初期値としてソフトウエアが指定したフォルダが開かれ,特にフォルダを変えなければそこに保存されます。
そのフォルダが以下です。

C:\Program Files (x86)\KING JIM\PCラベルシステム SPC9 3.7\Data

ところがそのフォルダをあけても保存したはずのファイルがありません。
隠しファイルになっているのかと,フォルダの設定を変えてみてもでてきません。
検索しても見つからない!
こんなことでは大量に作ったデータを別のパソコンに移動することもできない。

困っていたところ,以下のブログを見つけて解決しました。

http://dorara.net/119.html

VirtualStoreという機能によって,実際のファイルは別の場所に保存されるのだとか・・・。
そのフォルダが以下です。

C:\Users\[ユーザ名]\AppData\Local\VirtualStore\Program Files (x86)\KING JIM\PCラベルシステム SPC9 3.7\Data

AppDataフォルダは,隠しフォルダで基本的には見えませんので,これがさらに厄介です。

隠しフォルダの表示の仕方は以下です。
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/14201/windows-show-hidden-files

みなさんの助けになれば幸いです。

2019年1月8日火曜日

数学で学んだことがプログラミングで役立つという話

中学校3年生で平方根の乗法を学習します
例えば,√2×√3=√2×3=√6
九九がわかれば計算できるので,生徒たちはそれほど戸惑うことなく習得します
√2×√3=√2×3 ができるのであれば 逆も成り立つので √2×3=√2×√3 ともできます
このことを利用して √12=√4×3=√4×√3=2√3 と計算できます
これは最初の計算より難易度が上がります

生徒に教えていても,√a×b=√a×√b となることの良さを実感したことはなかったのですが,先日,js-STARのバグを見つけてそれを改良しているときに,「ああ!なるほと」と思うことがありました

√a×bの計算をプログラムでは以下のように記述します

sqrt(a*b)

この計算順序は a*b → sqrt となります
aとbが小さな数であれば問題ないのですが,プログラミング言語には変数に最大値最小値が存在します
あまりに大きな数だと計算できないわけです
ですから,a*bが最大値を越えてしまうと sqrt は計算不能となってしまいます
そこで sqrt(a*b) を以下のように記述します

sqrt(a)*sqrt(b)

すると今度は計算できます(もちろんaやb自体が最大値を越えれば計算できませんが・・・)
本来√は無限小数ですがコンピュータは有限で計算するので多少の誤差は生じます
それでも計算式を工夫することで,できなかった計算ができるようになるわけです

プログラミングを学ぶ良さはこんなところにもあるのではないでしょうか?