ユーザーからバグ情報が寄せられた。大変ありがたい。
観測値1 観測値2
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群1 9 1
群2 5 5
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両側検定 : p=0.0759 + (.05<p<.10)
片側検定 : p=0.0704 + (.05<p<.10)
両側確率が, p=0.0759 だが,Rだと両側検定 0.1409 となる。
ちなみに,群1の数値を入れ替えた場合
観測値1 観測値2
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群1 1 9
群2 5 5
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両側検定 : p=0.1409 ns (.10<p)
片側検定 : p=0.0704 + (.05<p<.10)
これだと正しい??
調べてみるとなかなか奥が深かった。
求め方の詳しいことは群馬大の青木先生のページを見てください。
今回の場合は下の◎の数値をすべて足すと両側確率になります。
0.005417956656346785 ◎1
0.06501547987616153 ◎2
0.24380804953560606
0.3715170278637803
0.24380804953560564
0.06501547987616159 ◎3
0.005417956656346785 ◎4
ところが,◎2と◎3を比較してみてください。
これは等しいはずなのですが,17桁目が違っています。
この計算には,大きな桁数でも計算できるように対数を使っているのですが,そのためにこのような微妙な誤差がでてしまったようです。
いろいろ考えたのですが,結局,15桁目で四捨五入することにしました。
とても,まれな例だと思うのですが,ユーザーさんよく見つけてくれました。
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